面白い顔2〜商品開発
前回、自分の顔を描くと良いと言ったのですが「オレ、マジで亀梨に似てんだけどさー」
とか「わたし、蝦ちゃんにそっくりなの」っていう人の場合。
ま、そんなに綺麗な顔してんなら、イラストレーター、ましてやお笑いイラストレーターに
なんかならんで欲しいんだけど、そんなになりたいならしょうがないっすね。
思い切って言います!
そう言う人は、面白い顔をしている友達の顔を描いてしまいなさい。
この際だから、思いっきり面白い顔の友達を飲みにでも誘って、
じっくり正面から顔を観察しましょう。
ここで重要なのはただ面白いだけじゃなく、面白くて自分が好きだと思える顔が良いでしょうね。
これからずっと描かなくてはならないので、面白いだけで好きじゃないと、しんどく
なってしまいます。
変な顔だけどある意味かわいいよな、とか、若い癖に親父顔!でもなんか癖になる!って、
感じで目星をつけて誘うといいと思います。
そして「今日、臨時収入が入ったからさ」なんて良いながら、理由も言わずにおごってあげて、最後は「ありがとう」って何でかこっちから握手でもして別れて下さい。
これで完璧です。
あとは前回と同じように生々しくなって良いので、その面白い顔の特徴を強調しつつ描くのです。
ただ1つ注意したいのが、似顔絵にする必要はないということ。
その人の顔の面白い部分を抽出、強調していくうちに、全然似てなくて変な顔になって
しまったほうが、むしろオリジナリティのあるイラストに仕上がるって話です。
あと、あまりに似ていると「あの時、おごってくれたのはこういうことだったのか!」
「笑いものにしやがって!」って恨まる可能性もあるんでね(笑)
適度に気を付けてください。
でも本当は、望んで面白い顔のサンプルになってくれる人がいるなら最高かもね。
それでバカ売れしちゃったら、肖像権だなんだって、せびられるかもしれんけど(笑)
そこらへんは、またおごってあげたりして旨くやっていきましょ〜。
参考資料
・新人時代に描いた自分の顔(つうか、これでイラストの仕事やっていたのか!!自分もびっくり)