« 2006年3月 | メイン | 2006年5月 »

2006年4月30日

面白い顔2〜商品開発

前回、自分の顔を描くと良いと言ったのですが「オレ、マジで亀梨に似てんだけどさー」
とか「わたし、蝦ちゃんにそっくりなの」っていう人の場合。

ま、そんなに綺麗な顔してんなら、イラストレーター、ましてやお笑いイラストレーターに
なんかならんで欲しいんだけど、そんなになりたいならしょうがないっすね。


思い切って言います!
そう言う人は、面白い顔をしている友達の顔を描いてしまいなさい。


この際だから、思いっきり面白い顔の友達を飲みにでも誘って、
じっくり正面から顔を観察しましょう。

ここで重要なのはただ面白いだけじゃなく、面白くて自分が好きだと思える顔が良いでしょうね。
これからずっと描かなくてはならないので、面白いだけで好きじゃないと、しんどく
なってしまいます。
変な顔だけどある意味かわいいよな、とか、若い癖に親父顔!でもなんか癖になる!って、
感じで目星をつけて誘うといいと思います。

そして「今日、臨時収入が入ったからさ」なんて良いながら、理由も言わずにおごってあげて、最後は「ありがとう」って何でかこっちから握手でもして別れて下さい。


これで完璧です。


あとは前回と同じように生々しくなって良いので、その面白い顔の特徴を強調しつつ描くのです。

ただ1つ注意したいのが、似顔絵にする必要はないということ。
その人の顔の面白い部分を抽出、強調していくうちに、全然似てなくて変な顔になって
しまったほうが、むしろオリジナリティのあるイラストに仕上がるって話です。

あと、あまりに似ていると「あの時、おごってくれたのはこういうことだったのか!」
「笑いものにしやがって!」って恨まる可能性もあるんでね(笑)

適度に気を付けてください。

でも本当は、望んで面白い顔のサンプルになってくれる人がいるなら最高かもね。
それでバカ売れしちゃったら、肖像権だなんだって、せびられるかもしれんけど(笑)

そこらへんは、またおごってあげたりして旨くやっていきましょ〜。

参考資料
・新人時代に描いた自分の顔(つうか、これでイラストの仕事やっていたのか!!自分もびっくり)

・だいぶタッチが洗練?

・現在。ここまでくると似顔絵もクソもない。

blogranking-tsubo.jpg


2006年4月23日

面白い顔〜商品開発

さて、前回面白い顔=個性と書きましたが、これが出来ずに脱落する人は多いです。
ついつい、自分が過去に見たことのあるイラストや漫画の線を真似してしまうんですね。

じゃ、どうしたら他にはない個性的なイラストが描けるのか。

思い切って言いましょう!それは自分の顔を描くのです!

良くイラストレーターが描く顔は本人に似る、と言うのですが、だったらはじめから自分の顔を描いてしまえばいいのです。

「いやいや、ボクの顔は至って平凡ですから・・・」って言うかもしれませんが、平凡な顔なんてありません!
「世界には、自分と同じ顔の人が三人いる」なんて言いますが、世界の人口は約65億人。
あなたの顔は21億分の1以上に個性的なのです!

まず自分の顔を描いて、正直なお友達にコメントをもらいましょう。

もっと鼻がでかいとか、目が離れているとか特徴を言ってもらうのです。

そして、あぶり出されてきた自分の特徴を、より強調して描いた時に、個性的なイラストが出来上がってきているはずです。

恐らくはじめは荒削りで、なまなましい顔になっているかもしれません。

それで良いのです。

それをベースに何度も描いていくうちに、タッチが省略され、簡単な線になることで、他にはないイラストが完成していくのです。

blogranking-tsubo.jpg

2006年4月16日

顔〜商品開発

で、いよいよ商品開発です。

ま、ちょっと「はじめに」で堅苦しいこと言いましたけど、要は面白きゃ良いんですよ、面白きゃ。
技術うんぬんの話じゃなく、面白いイラストなら、へたっぴな小学生が描こうが仕事になる可能性はあります。

現実問題、高校生くらいまでは人生経験が少ないので、仕事として依頼されたお題に対して、適格に対応することは難しいと思いますが、イラストそのもの自体は充分仕事として成り立つ可能性があるということです。


じゃ、面白いイラストってなんでしょう。


それはやはり、見た人が一発で誰が描いたかわかる個性です。
特にお笑いイラストにとっては、それこそが生命線といえます。


では個性を出すにはどうすればいいか。


一番単純なのはを個性的にすることでしょう。


次は面白い顔を描く方法について書きます。


blogranking-tsubo.jpg

2006年4月 7日

商品開発と営業と宣伝〜はじめに

では、お笑いイラストレーターになるには何をすべきか。


極論で言うと、面白いイラストを描いて名刺を作ってしまえば、今すぐにでもなれます。


でも、それじゃやっぱりプロとは言えませんよね。
面白いイラストを描いて、それ1本で食ってこそ、初めてお笑いイラストレーターになったと言えます。


では、食うにはどうしたら良いか。


それはやはり営業宣伝につきると思います。


どんな仕事、会社でも同じだと思いますが、いくら魅力的な商品を開発しても、それを売る営業、そして宣伝がないとモノは売れません。

逆に言えば、面白いイラストを描いて、しかるべきところに営業をし宣伝をすれば、仕事はくると言えるでしょう。

またまた逆に言っちゃうと、上記の3点を満たしているはずなのに売れないという人は、その中の何かが欠けているはずです。


そこでこちらのブログでは、商品開発営業宣伝の3つにわけて、書いていきたいと思います。


blogranking-tsubo.jpg