「よりきれいに!より健康に!」そんな夢を追い求め、体を張ってレポートしていきます。
また巷で話題になっている美容・健康ネタの検証やマメ知識の紹介などなどなど・・・

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2008年9月25日

富士山で身も心も美しく!?(後半)

山小屋に入ると
流れ作業で体を拭いてくれた


なんだか
ベルトコンベアーに乗ってる気分


山小屋の店主は
なかなか個性的な方で、スヌーピーのニット帽をかぶってた


ことあるごとに商品を進めてきて
商魂逞しい。さすが山男!!


服がすべて濡れてしまったので防寒着を借りることに
「すみませ〜ん。防寒着貸してください」


「ちょっと待ってね」と押し入れをゴソゴソし始める店主。



「ん!母さんの?」


思いっきり「母さん」のお古のジャンパーじゃん!!
しかもカビ臭いし!!
「こんな防寒着ならいりません」と突っぱねたいところですが、
究極の状態になると人は細かいことが気にならなくなるようです。
お母さんのお古もかび臭さも気にせず着ちゃってました。

「山小屋って古い旅館のようなかんじで
3〜4人くらいの部屋かな?ゆっくり休もうっと」
と思っていた私が甘かったです。。。

1部屋40人くらいで男女一緒。
2人で布団1枚を使う感じなので寝返りがうてない程狭い!
しかも敷き布団は薄い毛布を1枚床にひいてあるだけ。
「雑魚寝じゃ〜ん!!」
とがっくり。
しかし、かなり疲れていたのでそんな環境でも爆睡。


夕食後19時から仮眠をとり、
2時に頂上を目指して本8合目を出発。

山から見る夜空は星の数が多いうえに足下にまで星空が広がっていてとても幻想的
「キレ〜♪」

9合目からは延々とキツイ岩場。
ただ前のみを見て、「無」になりひたすら進んだ
頂上の鳥居が見え始めるとテンションは
一気にアップ!「もうすぐだー!」

そして登り始めて約2時間後にようやく山頂に到着。
記念写真なんかを撮りつつ、ご来光を待ったが、天気が悪く雲が多かったため
うっすら雲の隙間からご来光にが見えたのみ。
それでも登りきった達成感で気分が高揚していたので
はしゃぎまくった。

下山は切なくなる程あっという間。
足に負担がかかりやすいので
膝を上げずにズルようにして歩いたり、
横歩きや後ろ歩きを時々すると足への負担が軽くなるらしい。
雲海がすごくきれいだった。


「苦行かっ!?」と突っ込みたくなるほど富士登山は辛かったけど
終わってみるとやり遂げた充実感に満たされ
ひとまわり大きい自分になれた気がします。

富士登山、運動量は半端ないし、心身ともに鍛えられ
美容効果抜群です!!・・・きっと



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2008年9月19日

富士登山で身も心も美しく!?(前半)

「富士登山」今ブームですよね!
ブームに便乗し、
私もようやく初富士登山してきました!!


その日は関東全域雨の予報で嫌な予感はしたんです。
バスで5合目まで到着し、
登山ウェアに着替えさあ出発と外に出ると

嵐のまっただ中



「ありえな〜い!」とテンション急降下
するとガイドさんが
「天気が悪いのも自然の富士山の姿です。
雨の富士、風の富士を楽しむくらいの気持ちでがんばりましょう」
と一言。
うまいこと言うね〜ガイドさん!
そして一緒に登るみんなで円陣を組み
「エイエイオー!」
そんなこんなでむりくりテンションを上げて
さあ〜レッツ登山!!

最初の5合目から7合目の手前までは
小学校の遠足ときに登ったようななだらかな山道。
登り始めて1時間くらいたつと、眠くて、頭がぼ〜っとしてきた。
もうどこでもいいから横になりたい気分。。。

この眠気やだるさも高山病の一種なのだとか

高山病になるのが一番怖いので
水分をマメにとったり、深呼吸をしながら登るようにしました。
山頂の酸素濃度は下界の2/3なので
普段の1.5倍吸うつもりで深呼吸した方がいいらしい。


山の天気って本当に変わりやすいですね。
雨と風は強くなったり、弱くなったりの繰り返しで
徐々に雨が体に染み込んできて、冷たい。。。
上に上がるにつれ気温も下がってきて
歩いているときはいいけど、止まると一気に寒くなる。


7合目からは岩場が多くなる。
ここで一度雨がやみ、景色を見る余裕ができた。
雲の合間から町や他の山々が遥か下に見えて、キレー。
この時初めて思った
「登って良かったな〜」と

そんなルンルン気分もつかの間
雨と風がまた次第に強くなり、
特に岩場で突風が吹くと岩にしがみつかないと飛ばされそうなので超ー怖い!
しかも険しい岩場が多くだんだん息も上がってくる。
このとき既に下着までびしょぬれで、寒さと疲れがピークに。
前言撤回!
「登らなきゃ良かった〜(泣)」

一緒に登ったメンバーはすでにみんな無言

やめたい・・・
お風呂に入って、昼ドラ見ながら昼寝がしたい
私は何のためにこんなに辛いことをしているのか
富士登山が何の役に立つというのか。。。と
もんもんとネガティブになっているうちに
だんだん何も考えられなくなり
ただ岩だけを見つめ黙々と登った。

まさに「無」の境地

座禅でもなれなかった「無」の境地を
私は初めて体感しました。


誰とも一言も話さず
「無」で黙々と登り続けました。

そんな自分との戦いが延々と続き
ようやく本日宿泊予定の本8合目に到着!!
「やった〜!着いた」
やっとゆっくり休める。
とほっとしたのもつかの間。。。


続きは次回に!


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