富士山で身も心も美しく!?(後半)
山小屋に入ると
流れ作業で体を拭いてくれた
なんだか
ベルトコンベアーに乗ってる気分
山小屋の店主は
なかなか個性的な方で、スヌーピーのニット帽をかぶってた
ことあるごとに商品を進めてきて
商魂逞しい。さすが山男!!
服がすべて濡れてしまったので防寒着を借りることに
「すみませ〜ん。防寒着貸してください」
「ちょっと待ってね」と押し入れをゴソゴソし始める店主。
「ん!母さんの?」
思いっきり「母さん」のお古のジャンパーじゃん!!
しかもカビ臭いし!!
「こんな防寒着ならいりません」と突っぱねたいところですが、
究極の状態になると人は細かいことが気にならなくなるようです。
お母さんのお古もかび臭さも気にせず着ちゃってました。
「山小屋って古い旅館のようなかんじで
3〜4人くらいの部屋かな?ゆっくり休もうっと」
と思っていた私が甘かったです。。。
1部屋40人くらいで男女一緒。
2人で布団1枚を使う感じなので寝返りがうてない程狭い!
しかも敷き布団は薄い毛布を1枚床にひいてあるだけ。
「雑魚寝じゃ〜ん!!」
とがっくり。
しかし、かなり疲れていたのでそんな環境でも爆睡。
夕食後19時から仮眠をとり、
2時に頂上を目指して本8合目を出発。
山から見る夜空は星の数が多いうえに足下にまで星空が広がっていてとても幻想的
「キレ〜♪」
9合目からは延々とキツイ岩場。
ただ前のみを見て、「無」になりひたすら進んだ
頂上の鳥居が見え始めるとテンションは
一気にアップ!「もうすぐだー!」
そして登り始めて約2時間後にようやく山頂に到着。
記念写真なんかを撮りつつ、ご来光を待ったが、天気が悪く雲が多かったため
うっすら雲の隙間からご来光にが見えたのみ。
それでも登りきった達成感で気分が高揚していたので
はしゃぎまくった。
下山は切なくなる程あっという間。
足に負担がかかりやすいので
膝を上げずにズルようにして歩いたり、
横歩きや後ろ歩きを時々すると足への負担が軽くなるらしい。
雲海がすごくきれいだった。
「苦行かっ!?」と突っ込みたくなるほど富士登山は辛かったけど
終わってみるとやり遂げた充実感に満たされ
ひとまわり大きい自分になれた気がします。
富士登山、運動量は半端ないし、心身ともに鍛えられ
美容効果抜群です!!・・・きっと
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